よく噛むダイエットとは?

よく噛むダイエットとは、その名の通り、食べ物をよく噛むことで早食いを直し、食べすぎを防ごうというものです。早食いの人はお腹がいっぱいになるまでに食べ過ぎてしまうのです。これは、噛んだときの「食べている」という信号が脳の視床下部にある満腹中枢に届くまでに15分から30分と時間がかかるためです。口から食べ物が入ると、胃で消化され腸で栄養が吸収されます。この時点で、血液中に血糖とインシュリンが増え脳にシグナルとなって伝わるのです。早く食べる人ほど胃の中にたくさんの食べ物が入り、消化する時間が増え、ますます大食いになるのです。早食いの人は、満腹を感じる前の15分くらいで大方の食事をおわらせていると思います。

よく噛んで早食いを直す方法

20回から30回以上数えながら噛む。さらに、飲み込もうとする前にもう5回噛む。1口で食べる量を減らす。スプーンやフォークよりお箸を使う、可能なら左手でお箸を持ってみる。汁ものやお茶などの水分は固形物と一緒に口の中にいれない。野菜は大きめにきって硬ゆでにする。できれば生野菜を増やす。カサが増えるから。メン類は噛み応えのある太めの物で硬ゆでにする。お茶漬けやおかゆ、雑炊などの汁物は、子供用のスプーンを使用する。外食は、1品物ではなく、定食にして品数をふやす。汁物を飲むときは必ず箸おきに箸を置く。一人でなく複数で話しながら時間をかけて食べる。食事の最初に汁物でお腹を満たす。

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よく噛むことの長所

唾液の分泌がよくなることで消化酵素アミラーゼが消化吸収を助けてくれます。顎の運動になり噛んだときの振動が脳に伝わることで刺激されて老化が防げます。魚や肉のコゲには活性酸素が含まれていて食べるとガンになるといいます。よく噛むと唾液の中の酵素ベルオキシダーゼが活この性酸素の発生をおさえてくれます。また、唾液の酵素の働きは疲れているときは弱くなるそうです。

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私の体験談

私も、せっかちな性格で早食いです。よく噛んでいないため、喉に食べ物が詰まったりすることも多いです。ゆっくりよく噛もうと思うのですが癖なので中々直りません。そこで、私の場合は主食をパンから噛み応えのあるご飯を選ぶようになりました。ご飯も白米ではなく玄米しました。発芽玄米だと玄米ほど癖もなく、プチプチと噛みごたえもあり栄養も豊富でうす。お魚なども骨があって時間がかかるのでお肉よりも食べすぎが防げます。こう考えると体にいい昔ながらの日本食が良いとわかります。確かに子供より老人の方が歯が丈夫だったりすることも多いですね。

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